チェンライで少数民族の村へのツアーをガイドしたタイ人ガイドがボンドーイスーン森内で客の日本人1名を銃で殺害し、もう1名も撃ち倒した。ある報道では犯人のタイ人ツアーガイドは殺害後、警察に出頭した、とされ、ある報道では逃亡したとされている。

犯人のチェンライのトラベルエージェンシータイ人ガイドによると、文句を言われてカッとなったところ客の日本人が銃で発砲してきたので、応戦して2人を撃ち倒したという。
二人とも頭部に複数の銃弾を浴びていた。
被害者の物と思われる鞄からは、100ドル札が100枚、9mmの弾丸が47発、等が発見された。また、森の入口には3人が乗って来たと思われる車が4輪を撃ち抜かれ放置されていた。
犯人のタイ人ガイドはアピチャート インティサックディ。
タイ人ガイドが文句を言われた内容とは、被害者への迎えに寝坊して遅れてきたことだったという。

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タイの報道機関によれば、撃ち殺されたのはヤクザで刺青をしていたという。
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タイでは拳銃やナタなどの殺傷能力の高い武器を所持している人は身近にいます。
旅行者が接触する、タクシーの運転手、ミニバンの運転手、そしてツアーガイド。
日本人が利用するチェンライのトラベルエージェンシーとしては、日本人女性が現地人を婚姻して経営しているところしかありませんが、そこに聞けば、どこのトラベルエージェンシーのガイドだったかわかるかもしれませんが、先に撃ってきたヤクザと銃撃戦をして2名とも撃ち倒すとは、ヤクザよりも銃に慣れているガイドなのでしょう。
金を払っている客という意識でタイ人ガイドを接すると命を落とすことになりかねません。タイ人が約束に遅れてきても、謝らなくても、こちらが怒ると命を奪われかねません。
この事件は「週刊文春」も報道していました。被害者は日本のヤクザで5年前に殺人事件を起こして海外逃亡し、国際指名手配中だったという。タイ警察は被害者は麻薬取引に絡んで殺人事件を起こしていたと発表している。そして3人のトラブルに関しても、麻薬取引絡みの可能性があると発表しています。
確かに、ガイドのくせに遅刻しやがって、と銃で撃ち殺そうとするとは、不自然だし、1万ドルもの大金を少数民族のツアーにもっていくのも不自然です。乗ってきた車の4輪をどちらかが銃で打ち抜いてパンクさせているというのも、犯人が事件の後に自分の足を自分でつぶす、というのも不自然なので、麻薬取引の手引きをしようとしたチェンライのトラベルエージェンシーガイドを自称しているタイ人がツアーの客ではなく、麻薬取引の客である日本人ヤクザともめて2人とも殺害しようとして頭部に何発も銃弾を打ち込んだということでしょう。
死体は山の中だし、逃亡しても発見されるまでに数日はかかるだろうと考え、息の根を止めそこなった1名も、車がなければ生きては帰れないだろうと、タイヤを銃でパンクさせてから逃亡したものの、生きていることがわかったので仕方なく出頭した、というのが真相でしょう。



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