事件概要

2014年9月15日にタイ有数のリゾート地タオ島を、それぞれ別のグループで訪れていたイギリス人の24歳の男性と23歳の女性が鍬の惨殺死体でビーチで発見された。

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現場には凶器と見られる鍬が落ちていた。

14日夜、犯行現場から約100メートルの海岸でパーティーが行われ、外国人旅行者多数が参加していた。

二人はカップルではなく、それぞれ別のグループだったという。宿泊したバンガローが隣同士で、親しくなったとみられている。

10月3日、警察は21歳のミャンマー人の男2人を殺人、強姦などの容疑で逮捕したと発表した。

2015年7月現在も投獄中
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被害者の女性の体内で採取されたDNAと容疑者のものが一致した。2人は犯行を認めているという。

2人はタオ島内で逮捕され、もう1人は本島のスラータニー市内で身柄を確保されたとの報道もある。
レイプの実行犯は2人でもう1人は見ていただけだとされる。

帰国しようとしていた被害者のグループにもDNA検査を行ったが一致しなかった。

観光客離れを食い止めるためにタオ島の住民らは、犯人検挙につながる情報提供に対して、住民それぞれが持ち寄って5万バーツ(約15万円)の懸賞金を出すと表明していた。

タオ島はタイで人気リゾート地であり、政府にとっても早急に解決してイメージを回復させたい狙いがあったが、逃亡ルートが限られた小さい島であるにもかかわらず逮捕が遅れ警察は非難を浴びていた。
タオ島の住民は懸賞金をかける一方、警察からは多額の金銭を渡されて虚偽の証言をするように求められたと証言している。

またミャンマー人容疑は警察に拷問を受けたとの話も出ている。
そのため、被害者の母国イギリスの報道機関は、逮捕されたミャンマー人は真犯人ではなく、警察が犯人としてでっちあげたとの見方もある。

逮捕されたミャンマー人はタイ警察は犯行を自白したと発表しているが、弁護士対しては拷問されて自白を強要されたとして無実を主張している。

タオ島住民は警察が偽証をするように買収しようとしたと訴えていることから、悪名高いタイのポリスマフィアだから、出稼ぎミャンマー人に金銭を渡して犯人をでっちあげたという説は真実味がある。

真犯人が誰であれ島のパーティー会場のわずか100メートル先でレイプされ、惨殺されたことは事実であり、パーティーで有名は隣のパンガン島も含め、どこでもいつでもやはり危険が身近であることには間違いない。



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