武漢ウイルスの検査のための隔離施設、検査施設選定にあたりタイ政府はホテルに賄賂を要求
武漢ウイルスの検査のための隔離施設、検査施設選定にあたりタイ政府はホテルに賄賂を要求

タイ政府から賄賂を要求されたホテルからの告発です。

営業を禁止されたホテル業界。
当然宿泊客がいなければ売り上げがなく経営危機です。

そこでタイ政府は武漢ウイルスの検査や隔離をする施設として休業中のホテルのいくつかに打診して利用することにしたということです。

しかしながら告発したホテルによると、その際に、タイ政府の関係機関からは見返りを要求された、ということです。

賄賂の国とも言えるタイは、警察も政府も賄賂を堂々と要求してきます。
特に警察はありもしない容疑をでっちあげては、金銭の支払いをしないと逮捕すると脅してきます。

いきなり部屋に押し入ってきては、麻薬所持の情報が持ち込まれたから強制捜査を始めるとして、部屋の中を荒らしまわり、挙句の果てに、警察官が自分でもってきた麻薬をあたかもその部屋で発見した、と言って、逮捕する、逮捕されたくなければ数百万バーツを払え、と脅すのです。

今回の事件は、そんな手口ではないけども、タイ政府の関係機関による犯行です。

賄賂を要求されたホテルからすれば、隔離施設として使用してもらうことで、利益がゼロだったところからいくらかは利益につながるので、要求された賄賂を払ってでも受注したいというホテルもあったのでしょう。

渋々賄賂を受け容れながらもやはり納得できないホテルがいくつか、告発したようです。

でも結果、首相にまで届いて調査をするようにと命じたものの、関係機関の調査結果はもちろん、そんな事実はない、というものです。

犯行を犯した犯人の身内が、犯行を告発されたとしても、免れることができる、というお墨付きを与えるだけなのです。

それがタイ政府、タイ警察、タイ軍部です。