タイ航空 タイエアウェイズthaiairways 倒産
タイ航空 タイエアウェイズthaiairways 倒産





世界中の航空会社が武漢ウイルスによって大きなダメージを受け続ける中、遂にタイのナショナルフラッグキャリアであるタイ国際航空が破綻した。

タイ国際航空はタイ財務省が50パーセント強を出資する事実上の国営企業。

毎年100臆バーツ以上の赤字を続けてきたタイ航空は武漢ウイルスの影響により来期は200臆バーツ近くの赤字が見込まれる中、タイ政府は破綻させることにしたということです。

ナショナルフラッグなので、日本航空が再生したように、一度倒産してからも営業を続けて再生させるようですが、その内容については、裁判所の決定が出てからとなるようです。

これまでの赤字の原因は、放漫経営とか不透明な経営体質と言われているので、これ以上国民の税金をつぎ込み続けるのはいかがなものか、と政府で議論されていたようです。

 

2014年当時で既に2600臆バーツ以上の赤字が累積していて経営危機となった時は、軍事政権が公的資金を注入し、大規模なリストラをした結果2016年には単年度黒字にはなりました。

しかし、直ぐに放漫経営、不透明な経営にもどり、毎月100臆バーツ以上の赤字企業に再びもどり、今回の事態に陥ったということです。

タイ国際航空の人たちはまた、政府がお金をくれて助けてくれると思っているのでしょうね。
恐らくそうなるであろうし、また、一部の経営に関わる人たちが不透明な経営、すなわり、計上されないお金がどこかにいってしまう、という経営をして、懐を潤すのでしょう。